インフルエンザの予防注射に行ってきた。勿論、従来型インフルエンザの予防である。午後二時からなのに、二時に行ったら、黒山の人だかり。「うそー」と叫びたかった。受付を済まして番号札を貰い待っている間にも、どんどん人が増える。スーツ姿のサラリーマンや作業服姿の人、しかし、何と言っても老人が多い。車椅子で来ている老女もいる。予防注射代金が老人(65歳以上)は千円、一般は四千五百円、子供は二回で七千円なのが腑に落ちない。言ってはならない事かもしれないが、老人優先はおかしい。むしろ子供を安くすべきだろう。働き盛りの壮年や主婦を安くすべきだろう。子供には未来があり、働き盛りや主婦には責任がある。厳しい言い方かも知れないが、限られた医療資源を老人に優先的に割り当て、それを当然と受ける老人達に醜さを感じた一日だった。